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東京ジョイポリスにも導入されるか?新バージョンのゼロレイテンシーVR

 日本では東京ジョイポリスと、SEGA VR AREA ABENOで運営されている、マルチプレイ型フリーロームVRアトラクションの『Zero Latency VR(ゼロレイテンシーVR)』。まだ、スマホVRが主流だった時代である2016年にもかかわらず、本格的な「多人数で歩き回れるVR」を体験できるとして話題になったアトラクションです。

 東京ジョイポリスでは2020年11月15日の営業をもって、「リニューアルのため一時休止」となっています。

 東京渋谷にあった「VRPARK TOKYO」や「ジョイポリスVR渋谷」、池袋の「MAZARIA」、大阪の「VRZONE OSAKA」など、新型コロナの影響でVR施設が軒並み閉鎖を余儀なくされている中、東京ジョイポリスの「ゼロレイテンシーVR」はあくまでも「リニューアルのための休止」ということで、どのようにリニューアルされるのか期待が高まっています。

 

 そこで、本家オーストラリアのZeroLatency VR公式サイトへ行ってみると、つい最近WEBサイトが更新されていました。

 公式サイトのアトラクション紹介YouTube映像も新しいものに生まれ変わっています。

 この動画を見ると、従来のゼロレイテンシーVRとは、かなり異なる点が見受けられます。

 まず、使用する銃について。

 一見すると、従来のものと同じように見えますが、銃の上部についていた光球(天井のセンサーで位置を判定するためのマーカー)が、2個から1個に減り、その代わり、「Windows MRモーションコントローラー」のようなセンサーらしきものが装着されています。

従来の銃とHMD

新バージョンの銃。

(ここでは映像演出のため、HMD未装着)

 

 さらに、HMDの上部にあった光球も、新バージョンでは見当たりません。

 これによりHMDの重さはかなり軽減されているように思います。

 

新バーションのHMD装着シーン

 また、フィールドの床面についても、従来バージョンでは等間隔に引かれた格子状の白線だったものが、ランダムにジグザクな模様に変わっています。

 これは、「MAZARIA」などにあった「パックマンチャレンジ」などでも採用されていた方式で、HMDに搭載されているカメラによって、正確に位置や向きを検出しやすくするためのものです。

 

 

 これらのことから、新バージョンでは、より正確な位置認識が可能になっているものと思われます。

 さらにはHMDがカメラを搭載しているということや、銃に追加されたセンサーの外観から、今回のバージョンはシステム上はVRではなくMRなのかもしれません。

 また、映像では判別できませんでしたが、プレイヤーが背負っているバックパックPCも恐らく、現在の軽量・高性能なものに変わっていることでしょう。

 

 気になるコンテンツですが、現在本国の公式サイトには、旧バージョン用含め8種類あります。その中でこの新バージョンに対応しているのがいくつあるのか、また新バージョンでも旧コンテンツがプレイできるように互換性があるのかどうかは不明です。

 

 少なくとも『Far Cry VR』は、新バージョン専用に開発されたコンテンツのようです。

 こちらのデモ映像(コンテンツ共同開発のUbiSoft社によるもの)を見る限り、かなり画像も鮮明になっているようですね。

 

 果たして、東京ジョイポリスにもこの新バージョンが導入されるのか、そしてコンテンツは何になるのか。さらに、いつからプレイ可能になるのか、今からワクワクが止まりません。

ZeroLatency VR公式YouTube動画

UbiSoftによる『Far Cry VR』紹介動画

ゼロレイテンシー社の公式サイト:https://zerolatencyvr.com/

(掲載写真の一部は、上記公式サイトおよびサイト掲載のYouTubeよりキャプチャーしました)

 

東京ジョイポリス・ゼロレイテンシーVR公式サイト:https://tokyo-joypolis.com/attraction/1st/zerolatency/