大阪・フェスティバルゲート(1997年)

[第一印象]

ショッピングセンターの中に遊園地が混在している妙なパーク。

 

[アトラクション]

ここの目玉はセンターの吹き抜けや外壁を走り回るジェットコースター「デルピス・ザ・コースター」。さすがに15分くらいの待時間があり ました。このコースターの変わっているところは、ライド巻き上げ時にレールがカーブしているという所。どんな構造になっているのだろう。最高部の景色は良 かった。また、その直後のドロップもビルとビルの谷間に落ちていく感じでかなり怖かった。ただ、ラスベガスの「ホテル・ニューヨークニューヨーク」にあ る、同様のコースター「マンハッタンエキスプレス」に比べると、物足りなかった。

 

「エキドナの洞窟」シューティングライド。ライドに取り付けられた銃でモンスターの的を撃って
いく。的に銃を向けると銃のランプが光り、撃つタイミングを教えてくれる。ただ、そのまま撃た
ないでいるとモンスターの攻撃を受け、数秒間銃が使えなくなってしまう。同じモンスターを何度
も倒せるのでひたすら撃ちまくるのが良いかと。2回やって、2回目には「本日のトップ」になり
ました。


「メビウスループ」絶叫マシン。回転する長円のレールの中をライドが回転する。見ているとそん
なに怖くなさそうだが、左右の回転と前後の回転がミックスされて、まさに「かきまぜられてい
る」感じになります。


「コスモファイター」遊園地に良くある回転型飛行機にゲームモニターが取り付けられているシュ
ーティング。当然ながら上下、方向はスティックと連動している。ゲーム自体は単純なのだが、動
きはかなり激しい。


「ゴーストプリズン」ライド型ホラーハウス。3Dサウンドと銘打っている割りには音響効果は良
くない。さらに、ライドとライドの間隔が狭く、前の人の仕掛けが見えてしまう。おどかし方が解
ってしまっては怖さも半減してしまう。


「オスマン帝国の秘宝」ウォーク型宝探し。入場時にもらう「指示書」を便りに、ダンジョン内を
探索、秘宝を捜し出す。指示書は何パターンかあり、それぞれ捜し出すものが異なる。ダンジョン
内は立体迷宮で、途中隠し扉や狭いトンネル、脅かす罠が多数仕掛けられている。絶対迷ってしま
うが、ダンジョン内にはスタッフが数名巡回しているのでいざというときには助けを求めることが
出来る。2回プレイしたが、2回とも「偽」をつかまされてしまい失敗。(ちなみに一回目は「秘
宝の鍵」、二回目は「聖書」でした)秘宝の偽物はたくさんあるので、本物を見付けるのは至難の
技だろう。このアトラクションが個人的には一番気に入りました。また、比較的頻繁にシナリオや
仕掛けを変えているらしいので、今度行ったときにはまた違ったものになっていることでしょう。

 フェスティバルゲート全体の感想としては、室内アトラクション施設は天井が高く窮屈さを感じ
させないのは良いのだが、天井の配線や空調が剥きだしになっているのは残念。(特に、ゴースト
プリズンは、解放感がかえってイメージを損なう結果となっている)