『LET'S ADVENTURE!』寄稿記事

知人のサークル「ADVENTURE-WORLD」が発行していた会員向け冊子『LET'S ADVENTURE!』に寄稿した原稿です(記事内容は投稿当時の2010〜2011年の情報です。現存しないものが多くあります)

ゲームアトラクション探訪『アニマルレスキュー』(2010年4月10日発行 Vol.1)

こんにちは。熱湯安価/netankerです。

まずは自己紹介と言うことで…

 東京都居住。浅草花やしきに程近い墨田区の病院に生まれ、乳児期を今は無き谷津遊園近く、小学生時代は西武園のそば。中学〜大学は豊島園の裏手に住んでおりました。そんな環境からか公園より遊園地を身近に感じてしまう私です。

 ゲームは小学生の頃のインベーダーゲームからですが、テーブルゲームよりエレメカ系が好きで、そのまま体感ゲームにどんどんハマっていくようになりました。そのためか、実はあまり「家の中でゲーム」というのはやってません。ファミコンは持っていた経験が無く、初めてのゲーム機はPSでした。いまでもPS2しか持っていません。DQ未経験、FFは11だけしかプレイしたことが無いという特殊環境w。

 ワンダーエッグ以来、ゲーム型のアトラクションが大好きです。今でも時々遊園地に出向いてはゲーム型アトラクションをプレイしています。

 

 ということで、早速1つご紹介。2010年2月19日に、よみうりランドにオープンした「アニマルレスキュー」。

 参加者はジープ型ライドに乗り込み、動物保護区内に忍び込んだ密猟者を探し出し、備え付けのネット銃で捕獲します。密猟者は薄暗いジャングルの中に隠れているので、なかなか見つけにくいですし、誤って民間人を捕獲すると減点になってしまいます。密猟者のボスを倒してミッション成功にするのはゲーマーなら簡単ですが、パーフェクトクリアはなかなか難しそうです。混雑していたので1回しかプレイ出来ませんでしたが、何回か挑戦したくなるアトラクションでしたよ!

 

 今後も少しずつ、こういったゲーム系アトラクションを紹介していければな〜と思っています。よろしくお願いします!

 

 

ゲームアトラクション探訪『ルパン三世〜迷宮の罠〜』(2010年5月11日発行 Vol.2)

 前回の自己紹介に引き続き、遊園地やテーマパークにある「ゲーム性のあるアトラクション」をご紹介します。

 

 ちょうどリニューアル1周年を迎えた東京ドームシティアトラクションズ・ジオポリスエリア。以前は屋内型コースターやホラーライドなどがありましたが、昨年のリニューアルではこのジオポリスエリアのアトラクションは全部変わっています。今回ご紹介するのはその中の一つ「ルパン三世〜迷宮の罠〜」です。

 ストーリーは銭形警部の依頼で、ルパンのアジトに潜入したプレイヤーがルパンによって盗まれた宝物を取り返してくるという、シンプルなもの。

 アトラクションの入口は、ルパンのアジトに横付されたI.C.P.Oの指揮車。ここで、プレイヤーは捜査員より物質転送装置「A-SCAN」を受け取り、銭形警部からの指示を受けます。

 最初に行うのは、実際にプレイヤーが回収するべき盗品3品の指示。15秒間しか表示されないため、ここで細部までしっかりと記憶します。続いてアジト潜入…なのですが、ここでプレイヤーはルパンの罠に引っかかってしまいます。簡単なミラー迷路なのですが、抜けるのに熱中すると先程覚えた盗品を忘れてしまいがちですので気をつけましょう。

 

 無事にアジトに潜入すると、盗品探しがスタート。ここは蜂の巣状の小部屋で作られていて、自分の位置を見失いやすい迷路です。先程受け取った「A-SCAN」には位置情報システムが組み込まれており、画面には自分の位置と探すべき盗品の位置が表示されるので、それを参考に盗品のある部屋に向かいます。

 盗品を発見したら、「A-SCAN」を置いて回収…なのですが、なぜか盗品は同じものが2つ。そう、すでにルパンは偽物を作っていたのです。じっくり見比べてもほとんど違いが分からないのですが、微妙な違いがあるのでそれを見極めて本物だけを回収しなければなりません。これがもの凄く難しい…。また、捜索中にもルパンやルパンの仲間たちが妨害を仕掛けてきますので要注意。無事に盗品3つを回収したら出口を探して脱出。そこで盗品が本物かどうか銭形警部にチェックしてもらいます。回収の成否や途中の妨害、さらにはトータルの時間によって最終的なランクとスコアが表示されます。

 偽物があまりにも精巧すぎるので、かなり運の要素が高いゲームです。何度もやってメモしていかないと本物を確実に見つけるのは難しいでしょう。でも宝探し系が好きな方にはオススメのアトラクションです。(1プレイ800円 パスポート使用可能)

 

 ジオポリスにはもう一つゲーム系アトラクションがありますが、それはまた次回。

ゲームアトラクション探訪 Part 3 『ガンダムクライシス』(2010年6月19日発行 Vol.3)

 FUJIYAMA や戦慄迷宮などの絶叫マシンが有名な富士急ハイランドですが、実はゲーム性のあるアトラクションでも秀逸なものがあります。今回はその中から『ガンダムクライシス』をご紹介。

 その名の通り、機動戦士ガンダムをモチーフにしたアトラクションです。

「宇宙基地ソロモンの格納庫」という設定のこの施設はかなり広く、参加者はこの格納庫内を歩きまわることになります。 参加者はまず、「VQ ディバイダー」を手渡されます。(VQD をよく見るとWillcom と書いてあったりしますが(笑))。参加者はこのVQD を使って、ガンダムのマグネットコーティング作業を行います。

 

 

 

 コーティングのためには[(1)格納庫内の赤く光るダウンロードポイントからコーディングマニュアルをダウンロード。(2)青く光るインストールポイントでマニュアルをインストール。]の2つの作業をガンダムの5つのパーツ分行う必要があります。赤・青共に、マニュアルのDL、インストールができるポイントは毎回ランダムになります。DL、インストール共に作業はVQD をポイントに近づけるだけでOK。

 アトラクション開始後、まずは1st Stage の倉庫へ。ここにはダウンロードポイントしかありません。棚の裏、足元など見つけにくい場所にもポイントがあります。マニュアルがあるポイントを見つけてどんどんDL していきましょう。しばらくすると(2分30 秒後)庫内アナウンスで2nd Stage の格納庫が開いた案内があるので急いで移動します。格納庫に入るとそこには原寸大のガンダムが横たわっています(昨年、お台場の実物大ガンダムが話題になりましたが実は、立ってない実物大ガンダムは富士急が先でした)。格納庫内にはDL ポイントとインストールポイントの両方があります。倉庫で集められなかったマニュアルを集めつつ、インストールを進めていきます。 

 

 5箇所全てのマニュアルをDL し、インストールを完了すると、VQD にガンダム頭部付近の「X ゲート」に向かうよう指示があります。X ゲート脇のポイントにVQD を近づけるとロック解除。任務終了です。制限時間(全部で8 分)の間に任務を完了出来なかった場合は、ガンダムはそのまま緊急発進することになり、格納庫からシェルターに避難することになります。任務完了を完了した人はコクピットの中で、失敗した人はシェルター内で、エンディング映像を見て(当然映像は違います)アトラクション終了となります。

 

 私は実はガンダム世代なのにガンダムを全く観たことがありませんが、それでも存分に楽しめるアトラクションです。富士急にはこのアトラクションと似たタイプの「武田信玄風林火山」アトラクションもありましたが、5 月でリニューアル閉鎖になってしまいました。リニューアル後も同じようなアトラクションであれば、こちらは後にレポートしたいなと思います。  

 (館内写真禁止なのでVQD の写真は富士急ハイランド公式より転載:http://www.fujiq.jp/gundam/ )

ゲームアトラクション探訪『マジクエスト』(2010年8月6日発行 Vol.4)

 

 RPGをリアル体験ができるアトラクション「マジクエスト」をご紹介します。このアトラクションは米国生まれで、日本では東京ドームシティの他に蒲郡のラグナシアでも稼働しています。

 参加者は最初に利用料金とは別にワンド(¥1000)を購入します。このワンドによってプレイデータが保存され、2回目以降は続きからプレイ出来るようになります。

 参加者は「魔法使い・マギ」となり、場内のお城、洞窟、森など様々なエリアでワンドによる魔法を使い、キャラクターから情報を集めます。

 

まずはクエストステーションで偉大な魔法使いから、様々な魔法を獲得するためのルーン集めの方法を聞きましょう。

 情報を聞いたり、アイテムを獲得するには対象物についている「Q」の文字に向けてワンドを振るのが基本です。時にはモンスターと戦う必要もありますが、その場合もモンスターに向けてワンドを振ることで攻撃魔法が発動します(対ドラゴン戦だけは、単純に振るだけではダメですが…)。

 初回に貰える「賢者の書」にそれぞれのルーンを集めるヒントが載っていますので、それを読みながら、じっくりとエリア内を回りましょう。同じクエストを何回も受けることも可能です(獲得したルーンの数なども記録されます)。

 ただし、「賢者の書」に書かれているのは、ノーマルクエストのみ。条件を満たし、「マスターマギ」の称号を獲得してから受けることができる「マスタークエスト」については記載されていないので、クエストを受けるときの説明と、現在の進行状況を教えてくれる精霊たちの情報だけでクリアしなければなりません。かなり難しいです。

 

 1回の利用での制限時間は1時間。ゲーマーなら3〜5回位の利用でマスターマギに到達できると思います。その間、あっちに行ったりこっちに行ったり階段を登ったり降りたり、結構歩きまわるので運動不足解消にも良いですよ(笑)

 文章ではなかなか説明が難しいので、ぜひ実際にチャレンジしてみるのをオススメします。ゲーマーならきっとハマりますよ。

 また、プレイヤー同士で魔法対決ができるデュエルブースや、自分のワンドをデコレーションできるグッズ、衣装の販売もあります。

 

 

 

おまけ、どこにも説明がない隠しクエストが1つあります。常に鍵の掛かっている部屋がスタート地点。鍵のヒントはマスターマギになった直後に女魔法使いから1度だけ伝えられるのですが…。

(当時原稿未使用の写真)

ゲームアトラクション探訪 特別編 『ドルアーガの塔』(2010年8月6日発行 Vol.5 )

「助けてくれてありがとう。あなたは本当の勇者です」

 ファンファーレが鳴り響き、プラットホームに戻るゴールデンライド。

「おめでとうございます!見事、ドラゴン、ドルアーガを倒し、ヒロイン・カイを救い出すことに成功しました?!」

 昇降口に待ち構えていたアトラクター達から称賛の声が贈られ、これからドルアーガに挑戦しようというドリーマー達からも「この人凄い?」といった目で見送られながらライドを降りる。

 しかし、その当人の顔は浮かない表情であった……

 

 今回はゲームアトラクション探訪特別編。今回のテーマ「ゲーム中の名台詞」に合わせて今は無き、ナムコ・ワンダーエッグのアトラクション、「ドルアーガの塔」について書いてみました。

 この会報誌の読者のかなりの方は、上のドルアーガを倒した後のカイのエンディング台詞で主人公の気持ちが落ち込んでいる理由が解っているのではないかと思います。

 一応、ご存知ではない方に説明すると、アーケードゲーム「ドルアーガの塔」をモチーフに作られたシューティングライドです。4人乗りのライドに乗り、コース上に現れるモンスターなどの敵を倒して行きます。途中のモンスターの倒し方に寄ってヒントメッセージが出たり、撃ってはいけない的があったり、隠し要素が色々ありました。中ボスのドラゴン、ラスボスのドルアーガを倒せないと、ライドが90度急旋回してゲームオーバーのルートに行ってしまうというのは後にも先にもこのアトラクションにしかありません。そのボスが倒せたかどうかで表向きは「ブロンズナイト、シルバーナイト、ゴールドナイト」の3種類のエンディングがありますが、実はゴールドナイトのエンディングには2種類ありました。

 しかも、このエンディングの違いは、ゲームが始まって最初に出現するスライム4匹を全て倒すと出現するアイテムを持っているかどうか(だったはず。記憶違いだったらご容赦を)だけ。雑魚敵を逃しているなんて悔しい限りです。

 私がそんな状態の時は急いでもう一度挑戦列に並び直してましたね(笑)

 

では最後に、ちゃんとアイテムを持ってクリアしたときの台詞を。

 

「助けてくれてありがとう。勇者の印にこの宝を受け取ってください」

 

ゲームアトラクション探訪『シューティングアドベンチャー』(2010年10月19日発行 Vol.6)

 

 今回はこれまでの東京近郊から、一気に場所を変えて秋田県北部、青森県との県境に近い鹿角市の山奥にあるアトラクションをご紹介します。JR花輪線鹿角花輪駅よりバスで10分(ただし夏季限定で1日2往復しかありません)の所にある、かつて日本有数の鉱山の一つであった「尾去沢鉱山」の跡地にできた博物館型施設「史跡尾去沢鉱山」の中にあるシューティングアトラクションです。

 坑道跡地である石切沢通洞坑コースや炭鉱当時の設備などの見学ツアー、天然石取り体験など、鉱山跡地にはよくある施設に混ざって、このアトラクションが独特な雰囲気で存在しています。

 

 アトラクションの入り口を入ると階段やエスカレーターなどを乗り継いで結構離れた場所まで歩かされます。

 乗り場には、2人乗り2両連結のライド「プルトン号」が待機。このプルトン号は、乗っている座席が場所により左右に回転する機能を持っています。座席に装着されている光線銃を構えてスタート。

 宇宙空間をイメージしたコース内を進みながら、時々出現するモンスターを撃っていくゲームになっているのですが……なかなかモンスターが出てきません。

 と、いうのもこのアトラクションのコースは全長が1km。プルトン号はそれなりの速度で走行していますが、それでも約20分かかるという超ロングコースなのです。

 

 

 なぜ、こんなに長いのか。それは、もともとこの場所は炭鉱の坑道で、その坑道に沿ってレールを敷いているからなのでした。建物を作ってその中にレールを敷く通常のアトラクションとは、そもそものスケールが違うのです。

 そのため、色々なシーン構成の中の一部だけがモンスター出現エリアになっており、その他の場所はのんびり観覧するような形となります。

 ライドのゴール地点では、プレイ中のスコアシートを貰えます。高得点を取ると景品も貰えるようです。

 正直なところ、プレイ時間が長すぎて途中で飽きてきたりもしますが、そんな体験ができるアトラクションは他にありませんので、是非1回は話のネタに行ってみるのも良いかもしれませんよ(笑)

 

※アトラクションや施設の営業日や営業時間は公式サイト( http://www.osarizawa.jp/ )をご確認下さい。

※コース内写真撮影禁止のため、プルトン号の写真は機器メーカーHP( http://www.globalshinko.co.jp/ )より引用。

 

 

 

ゲームアトラクション探訪『レーザーアスレチック ファラオの罠』(2010年12月25日発行 Vol.7)

 今回はよみうりランドに2009 年にオープンしたアトラクションを紹介します。ゲームの設定としては、参加者が探検家となり、遺跡の中に仕掛けられた罠を抜けて宝の間

にたどり着くといった形になります。

 ピラミッドをイメージした建物の内部ではさらに入り口が別れており、それぞれ「A コース(ノーマル)」「B コース(ハード)」「Cコース(カップル)」3つのゲームモードとなります。

 混雑時にはゲームモードごとに別々の行列が作られ、それぞれの待ち時間が表示されるので、空いているのを選んで挑戦することもできます。

 

 スタート地点にあるスイッチを押すと、カウントダウンタイマーがスタート。制限時間はA、B コースが2 分、C コースが3分。

 

 

 内部は迷路風になっていたり、アスレチック風になっていたり。そして、このアトラクションの名前の通り、レーザー光線が張り巡らされているエリアもありま す。このレーザーに触れてしまうとペナルティで持ち時間が一気に減少してしまいます。

 大体3回触れてしまうと、クリアできなくなります。

 初心者ではなかなかクリアすることは難しいようです。また、慣れてきたら次はいかに短い時間でクリアするかに挑戦できますが、結構体力を使いますので、運動不足の身体には堪えますよw。

 

内容:アスレチック型

利用料金:1回300円(フリーパス利用可能)

 よみうりランド公式ホームページには、このアトラクションの専門サイトがあります。各コースの動画での紹介もありますよ。

 

http://www.yomiuriland.co.jp/laser-athletic.html

ゲームアトラクション探訪『合戦 戦国BASARA』(2011年7月2日発行 Vol.9)

 2010 年夏に、それまでこの場所にあった『武田信玄 埋蔵金伝説 風林火山』をリニューアル、人気ゲーム『戦国BASARA』をモチーフにしたアトラクションです。

 まず入り口で6種類のうちのどれか1枚の武将カードをランダムに受け取ります。参加者はそのカードの武将となり、場内にある4つの武具を回収。最後に天守閣にて織田信長討伐を目指します。

 4つの武具は場内の各所に封印されています。封印されている箇所にはカードリーダーがあり、武将カードを挿入することで封印を解くことができます。ただし、それぞれの武将に合った武具でなければ封印は解けず、場合によってはいままで封印を解いて入手した武具が再封印されてしまう事も…。

(一度、武具を再封印されたが、なんとか4つ集めたカード)
(一度、武具を再封印されたが、なんとか4つ集めたカード)

また、見た目が封印カードリーダーそっくりの偽物(カードが入らない)があったり、非常に分かりにくいところに隠されていたりするのでかなりの難関です。

 制限時間は8分間。そして、最後の信長討伐にチャレンジできるのは、その回の参加者(定員は40名程)のうち1名のみです。天守閣にたどり着いたら大型スクリーンに映し出される敵を専用の剣で倒し、最後に信長を倒せれば勝利となります。クリア者には信長討伐証明カードがプレゼントされます。

 

 なお、勝利後に観ることができるエンディングムービーはカードの武将ごとに異なるので、全てのムービーを観るのはかなりの困難です。

 『戦国BASARA』を知らなくても楽しめる内容になっていますので、是非挑戦してみてください。

 

内容:探索型

利用料金:1回500円(フリーパス利用可能)

 

公式サイト:http://www.fujiq.jp/special/basara/